寒くなったり、暖かくなったりを繰り返しながら『春』がやってくる。 今年は雪が少なかったので、山の雪解けが早まっている気がする。 しかし、里山に出かけてみると、林道はまだすっぽりと雪に覆われていた。 長靴で歩き始めたが、時折り膝まで雪に埋まってしまう場所もあり、長靴の中に入った雪をかき出しながら進むことになった。

登山道は所々雪が残る程度で歩きやすいが、体がまだ山登りに適応していないため、きつい登りを休み休み、一歩一歩登っていく。 登山道わきでは、今年初めて見るユキツバキの花やヤブコウジの赤い実が迎えてくれた。 数株見つけたシュンランのつぼみは、また登ってくる時の楽しみになる。

そして、春の妖精と言われるオオミスミソウが、今年も可憐に咲き始めていた。 今回は、タイミングよく咲き始めの新鮮な花たちに出会うことができた。 


林道に残る雪 深い所で1m弱くらいの積雪量

日当りの悪いスギ林の中は雪解けが遅い

林道はまだ真っ白だった

急な登りが始まる

つづら折りの登山道を休み休み登る

ユキツバキ

ヤブコウジの実

登山道を覆う残雪

昨年落下した ホオの実

キヅタ

シュンランのつぼみ

ジャノヒゲの実 宝石のようだ

今年も出会えた オオミスミソウ

キクザキイチゲ

オオミスミソウ

オオミスミソウ

オオミスミソウ

キクバオウレン

ユキツバキの群生の中を歩く

葉を落した林に明るい日差しが届く