5月24日 今年初めての鳥海山登山、鉾立から登り始める。今年の冬は、平野での降雪量はとても少なかったが、鳥海山の残雪は前年より多い気がする。 登山道を歩きながら高山植物が咲いていないか探すが、花の開花も遅れているようで、ミネザクラがやっと開いたくらいで、あまり見つけられなかった。

秋田と山形の県境を過ぎると、広大な雪渓が待ち受けていた。賽の河原の雪渓から河原宿方面の雪渓にわたっていく。河原宿から愛宕坂を目指して登っていく人がいた。 急斜面手前でアイゼンをつけ、急な斜面を登っていく。これも雪のある今の時期の登山の醍醐味だろう。

河原宿の雪渓を登り切り、笙ヶ岳への分岐で一休みしてから御浜小屋に向かう。ここも夏道が途中から雪に覆われ、雪渓が御浜まで続いていた。 鳥海山をズームしてみると、頂上を目指しているのだろうか、七五三掛あたりに登山者が見える。また、振り返ると笙ヶ岳三峰が真っ白な雪に覆われ、奥にうっすらと月山が見えた。 鳥海湖はまだ冬の眠りについていて、湖面はまだ顔を出していない。いつものことだが、御浜までくると風がとても強い。 残雪が多く高山植物も咲いていないことから、さっさと下山することにした。


鉾立駐車場から見る庄内平野 水田に水が張ってあるのでとてもきれいだ。

奈曽渓谷 奥に見えるのが新山

登山道

秋田と山形との県境

ショウジョウバカマ

イワナシ

登山道を振り返る

雪渓歩きが始まる

雪渓途中から鉾立を振り返る

賽の河原付近の雪渓 御浜へは左上の雪渓を登っていく

愛宕坂の急斜面を登っていく登山者

笙ヶ岳との分岐から

鍋森と鳥海山

雪渓をズーム 七五三掛付近を歩いている登山者が見える

笙ヶ岳三峰

御浜小屋が見えてきた

雪に覆われた鳥海湖 奥に見える急斜面は幸次郎沢