6月10日、高山植物が咲くのに合わせて、鉾立登山口から御浜を経由し御田ヶ原まで登ってきた。 平日とあって登山者はとても少なかった。前回登った5月24日に比べると緑が濃くなったのがわかる。 雪渓は少し融けたと言っても相変わらずの大きさで、雪渓が現れてから賽の河原を経由して河原宿の雪渓を登り切るまで一時間ほど雪渓歩きが続いた。

笙ヶ岳との分岐に着くと、お目当てのハクサンイチゲのお花畑が迎えてくれた。まさに今が見ごろと、大きな群落を作っている。 その中に黄色のミヤマキンバイが混じり、アクセントをつけている。笙ヶ岳分岐からは鳥海山の雪渓が溶け出すと【花】の字に見えるようになる。 それに合わせて登ってくるのも楽しみの一つである。


登山道から見る奈曽渓谷と新山

新山がくっきり このまま雲がかからないといいなー

木々の緑が濃くなった

雪渓が待ち受けていた

まだスキーが出来そうなほど広大な雪渓

鉾立を振り返る 遠く象潟の町や日本海が見える

雪渓にあいた大きな穴 雨水が削ったんだろう ナイフのようにとがった左側のふちを歩く時は緊張が走った

御浜を目指し雪渓を登っていく登山者

ポツンとアリンコのように、河原宿の雪渓を登る登山者が見える

愛宕坂の雪渓

笙ヶ岳との分岐から ハクサンイチゲと鳥海山

ハクサンイチゲのお花畑が広がる。雪渓が【花】の字に見えるようになる

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ

笙ヶ岳分岐を振り返る 広大な斜面にハクサンイチゲのお花畑が広がる