気温が20度を超えた3月15日、大雪だった今年の里山の状況を見に行った。予想通り、林道は分厚い残雪で覆われていた。 最初はつぼ足で歩いていたが、雪が深いので持参した「かんじき」をつけて歩くことにした。 途中、ニホンカモシカの巨大な足跡に遭遇 近くで見てみたかった。

気温がどんどん上がってきて汗びっしょりになる。フリースを脱ぎ、手袋も外してちょうどいいくらい。登山道は雪がまだ残っていて、 片側が落ちている所は滑り落ちないように慎重に足場を確保しながら登っていく。

雪が多いので花は咲いていないかな・・・と思いながらいつもの場所まで登ってくると、 今咲いたばかりのような小さなオオミスミソウが3輪 迎えてくれた。 今年も会えたスプリング・エフェメラル、これから雪がどんどん解けて、たくさんの花たちが咲きだすのが待ち遠しい。 心躍る季節が少しずつ近づいているようだ。


林道 先日の強風で小枝がたくさん落ちている

まだ1mくらいの雪が林道を覆っている

大きなニホンカモシカの足跡 ペンは15cm

スギ花粉 枝先に花粉錐がびっしりとついている

日差しを浴びてキラキラ輝く小沢

「かんじき」を装着

ツルアジサイのむくろ

林道を分厚く覆う残雪

「かんじき」をつけても10cmくらい沈み込む 

急斜面から雪がなだれ落ちていた

急な登りの始まり キックステップで足場を確保しながら登っていく

右側は急斜面 ずり落ちないように慎重に

もうじき尾根にたどり着く

尾根上にも雪が残っていた

葉を落とした森は明るく見通しがいい

動物の糞 赤い種が混じっていた

ヤブコウジの赤い実

雪が消えた尾根 花を探したが見つからない

いつもの場所 オオミスミソウが3輪 ようやく出会えた

オオミスミソウ

オオミスミソウ

周辺の景色 松山の眺海の森が見える

芽吹きを待つ木々たち

ユキツバキは枝がしなやか 雪が解けだした所から立ち上がってくる

枝の隙間からふもとの集落を見る

北帰行前の白鳥たち 雪が残って涼しい所に集まってくる

あまりの暑さにぐったり? まったり?