6月24日 大平登山口から笙ケ岳分岐・お浜を通り、御田ヶ原から八丁坂へ下るところまで、花の写真を撮りながら歩いてきました。 「25日からしばらく天気が崩れる」という天気予報のせいか、平日にもかかわらず、高山植物の開花を楽しむ人たちが結構登ってきました。(私もその一人)

登山口からすぐにマイヅルソウやチゴユリが現れ、高度を増すにつれアカモノやゴゼンタチバナ ハクサンチドリなどが咲いていました。 圧巻はハクサンイチゲとチングルマの競演、一緒に咲く年は稀で、真っ白なお花畑を作っていました。そして今回の目玉 ミヤマウスユキソウにもしっかり出会いました。

梅雨が明けるころはハクサンイチゲの「白」に変わり、ニッコウキスゲの「オレンジ」が山肌を覆うようになります。 さらに、外輪には固有種のチョウカイフスマやイワウメが咲くようになり、全山お花畑状態になります。それを楽しみに、今年も鳥海山詣でが続きそうです。


[大平登山口] いきなり「つた石坂」の急な登りが始まる

[見晴台] 庄内平野や日本海が望める

[清水] 雪渓が残っていた

[とよ] 二つの雪渓を登っていく

[河原宿] この雪渓を登り、笙ヶ岳分岐へ

河原宿の雪渓から賽の河原方面の雪渓を振り返る

いも虫雪渓が出現

笙ヶ岳分岐から 残雪が【花】の字に見える

チングルマのお花畑が広がる

チングルマとハクサンイチゲのお花畑

ハクサンイチゲのお花畑

笙ヶ岳をバックに ハクサンイチゲのお花畑が広がる

ハクサンイチゲのお花畑