大台野放牧場まで除雪がしてあるので、雪が締まって歩きやすい2月末から3月上旬にかけてスノートレッキングを楽しむ。 夏道であれば車であっという間に到着するところを、スノーシューやスキーをはいて歩いていく。 足跡一つついていない雪原を歩くのはとても気持ちがいい。

登っていくにつれ、鳥海山荘や家族旅行村を眼下に見降ろすようになり、大黒台あたりにつく雪庇も観察できる。 また、この時期子育てを始めるイヌワシに出会えればラッキーだし、イヌワシの餌となるウサギの足跡を眺めているのも楽しい。

どこまで行かなければならないという目標がないまま、お昼ご飯を山の中で楽しみ、大自然にゆったりと身を任せ、心地よい疲労感に浸る。 ぜいたくな時間がゆっくりと過ぎていく、そんなトレッキングが好きだ。


大台野放牧場を歩く

大台野放牧場を歩く

大台野放牧場を歩く

鳥海山荘が見える

雪にうずもれている家族旅行村

真っ白な車道を登っていく

無数のウサギの足跡 

大黒台からせりだした雪庇

出羽山地の景色

鳥海山がどんどん大きくなっていく

山頂にかかる怪しげな雲

山雪荘

荒木沢に架かる橋から鳥海山を見る

下りはスキーで、シュプールをえがきながら

カラマツ越しの鳥海山

河原に出来た雪の造形美

河原に出来た雪の造形美