梅雨に入るころ、ハクサンイチゲやミヤマキンバイが咲き出し、雪融けが進むにつれたくさんの高山植物が顔を見せ始める。

登山は梅雨があける7月下旬から本格化する。 日本100名山に選ばれていることや、高山植物の群生が多いことなどから、多くの愛好家 が頂上を目指す。

しかし、どの登山口でも広大な雪渓が待ち構えている。天気が悪いときはガスがかかりホワイトアウトになることもあり注意が必要だ。

独立峰だけあって展望は抜群。海岸線をたどると日本海に浮かぶ飛島や粟島、そして海に突き出た男鹿半島などが見える。
山頂からは月山や朝日連峰、岩手山など 周辺の名だたる山を見渡すことができる。