![]() 登山口 |
朝起きるのが少し遅れ、家を出たのが7時30分。中島台林道から祓川ルートにぬけ、善神沼を眺めてから猿倉の登山口である熊の森に向かう。広い駐車場には車が1台もいない。 9時少し前に出発。やや登ったところに【にろく小屋】がある。小屋をやりすごし雑木林、ブナ林 を進んでいき、30分ほど歩くと展望が開け青空にすくっとそびえる鳥海山を見ることができた。 登山道は登る人が少ないせいか仮祓いをしていませんでした。歩きづらいな!!と思いながら、しかし、 登っていくうちあることに気づきました。 登山道自体がお花畑だったのです。 登山者に合わせて仮払いをしていたら、道端に咲いているツバメオモト・サンカヨウ・カラマツソウ・コガネギク・エンレイソウなどが消えうせていただろうと思います。各登山道が整備されようとしている時、花を大事にするこんなルートがあってもいいのでは、と感じました。 |
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![]() にろく小屋 | ![]() 山頂を望む |
![]() 棚池標識 | ![]() ダケカンバのアーチ |
![]() 見返り坂 | ![]() ダケカンバ巨木 |
![]() ウグイス谷 |
登り始めて1時間、このコースの特徴であるダケカンバの巨木が姿を現しました。
登山道をアーチ型に彩ったり、日差しを防いだりしてくれました。 6合目の見返り坂で展望を楽しみ、ダケカンバの巨木の林を抜けるとウグイス谷に飛び出した。 踏みあとがない道にはヒナザクラやミヤマリンドウが咲いていて、踏まないように注意しながら進む。 このあたりは残雪があるせいで、春先のマイズルソウやスミレなどが咲いている。足元に注意しながらウグイス平をとおり、雪渓を一つ越えると七ツ釜避難小屋は目の前だった。 七ツ釜小屋から祓川コースと合流したとたん、何人かの登山者と出会う。七ツ釜を眺めに行ったらまだ雪に覆われていた。 猿倉コースは、誰とも会わずに鳥海の自然を堪能できました。 |
![]() ウグイス平 | ![]() 七ツ釜避難小屋 |