小鶴間 初冬 ホーム


地図
鶴間池はブナの原生林に囲まれた小さな湖だ。鳥海山の涌き水や雪渓の雪解け水がその水源となっている。

鶴間池に至るルートは、

@鳥海高原ラインの途中、荒木沢沿いにある山雪荘から入るルート
A荒木沢から鳥海高原ラインをさらに登り、鶴間池を望む駐車場からブナ林に入り”のぞき”をへて勘助坂を一気に下るコース。
B升田から奥山林道を進み鹿俣橋から取水口をへて入るルート(ルート不明瞭につき歩く人がいない)

最近は、鶴間池を車道から望む場所に車を止め、そこから”のぞき”をへて下るのが一般的になっている。

鳥海高原ラインで滝の小屋駐車場に向かう途中に鶴間池を見下ろす駐車場がある。
最近ここではイヌワシを観察する人たちに出会う。ここに車を止めブナ林の登山道から鶴間池に向かう。

ブナ林の中をしばらく進むと、樹木がきれて鶴間池を撮影できるポイントがある。ややいくと急なくだりの出発点”のぞき”に到着。

ここからが100メートルあまりを一気に下る勘助坂だ。ロープをつたい、鉄梯子を下りる。 岩場は、コケがあったり濡れていたりで滑りやすい。

途中にはブナの大木やさまざまの花、アサギマダラなどにも出会えるのでゆっくり下っていこう。

下り終えてやや歩くと池沢の沢音が聞こえ、ブナに囲まれひっそりとたたずむ鶴間池小屋が見えてくる。

鶴間池の湖面は鏡のようにあたりの景色を映し出している。北側には、マタフリ滝が見える。

池にはアカハライモリ・岩魚などが棲息している。また、天然記念物のモリアオガエルもいる自然豊かな 場所だ。
天然のクーラーの中にいるようでとてもすがすがしい。

小鶴間 初冬