酒田市(旧平田町)の東にそびえる標高729mの胎蔵山に登る。中里の集落から砂利道の林道をしばらく進むと、胎蔵山の標識が現れた。前回は元田沢から登っているので、 ここからは初めての登山となる。8時28分登山開始、10分くらいで元田沢からの合流点についた。さらに10分ほどで鳥居松に到着。驚いたことに松の木がない、 枯れてしまったようだ。

鳥居松を過ぎると本格的な登りが始まる。急な斜面には手すりが整備され、歩きやすくなっていた。灌木と杉林が交互に現われ、ブナの木が混じるころに弘法清水に到着。 清水でのどを潤し汗をぬぐい、一休み。ブナの花が沢山落ちていて、今年はブナの実が豊作になりそうだ。

弘法清水から10分ほどで、杉林の中にたたずむ中の宮に到着。ヒメギフチョウらしい蝶が飛んでいるがとまってくれず、写真に撮れなかった。

中の宮を後にし登山道を進むと、谷筋に残雪が現われ鳥海山の展望も得られるようになった。新緑の気持ちのいいブナ林歩きを楽しみ、奥の院に10時3分に到着。 奥の院に参拝し登頂記念のスタンプを押す。しばし休憩中にヒメギフチョウが飛んできて、ピンボケながら何とか写真に収めた。

女神の山 胎蔵山登山は新緑がきれいで、草花が花を咲かせるこの時期がお勧めだ。そして残雪の鳥海山を眺められれば、さらに充実した登山になること間違いなし!。


中里登山口

急な登りのあと、杉林に入る

林床にはスミレやチゴユリなどが咲いている

元田沢方面からの合流地点 登山口から11分

雑木林の中を進む

鳥居の松の標識 松の木がなくなっていてびっくり

【参考写真】2002年4月撮影 立派な松の木があった

現在の様子 松が植樹されていた

鳥居の松からの展望 松山スキー場が見える

いよいよ本格的な登りが始まる

ひなたは直射日光が当たり、暑苦しく感じる

急斜面に手すりがつけられていた

手すりは3か所くらいあった

ブナやツバキがあらわれた

弘法清水 ここまで37分

一休みし、汗をぬぐう

ブナの花がたくさん落ちていた 今年は豊作のようだ 

また杉林があらわれた

中の宮 登山口から48分

女神の山 胎蔵山との説明

杉林の平坦な道

ブナや杉の混合林

登山道に雪が残る

だんだん傾斜がきつくなる

ブナの木が多くなってきた

ブナの巨木が現れた