Photo Gallery 鳥海山の登山道へ



登山道入口
湯ノ台からのコースは、南校ヒュッテ・横堂を通り、東物見・西物見をへて滝ノ小屋へむかうルートで一昔前は一般的だったが、現在は滝ノ小屋付近まで車道ができたため、登る人が少なくなった。

5月下旬、新緑のブナや足元に咲く花を求めて横堂まで登ることにした。

登山口の標識から竹やぶをぬう登山道をやや進むと清流の音が聞こえて来る。湯ノ沢だが、今年は雪が多かったせいか水量が多いような気がする。

沢にかかる丸太の橋を渡ると急な登り坂が続く。今年初めての山行きなので少しばてる。


登山道

登山道

南校ヒュッテ
30分ほど潅木とササの登山道を進むと南校ヒュッテにたどりつく。 ここで一息入れて登山道をさらに進むとブナの原生林が出迎えてくれる。

さらにゆるやかな尾根づたいを進むと、ソブ谷地という標識がでてくる。 ここは信仰登山として栄えたころ、蕨岡口(杉沢)から鳥海山を目指す登山道 だった名残で、今はほとんど歩く人がいない。

30分ほど進むと、やがて開けた尾根に横堂が姿をあらわす。 ここまで約1時間、足慣らしの山行きにはちょうどよい。


登山道

登山道

ソブ谷地分岐

赤い沼に咲くミズバショウ
横堂の残骸が往時をしのばせる。 ここから約2時間で滝ノ小屋に至る。

横堂にはこのほかに、現在の鳥海家族旅行村から沢追分コースで登ってくることができる。

春ゼミやウグイスの声を聞きながら、そして足下に咲く花を気にしながらのウォーミングアップでした。


沢追分分岐

山小屋の跡

横堂の祠